美容室の平日予約が埋まらない。値下げの前に見直したい集客の打ち手

土日は予約が重なるのに、平日は空きが目立つ。「平日限定クーポン」を出そうと考える前に、どの曜日の、どの時間が空いているかを見てみましょう。
平日全体を一つの問題にせず、空いている枠と、そこに来られるお客様を対応させると、必要な案内を考えやすくなります。この記事では、新規集客全般ではなく、平日の予約の偏りを改善する方法を扱います。
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空き枠を、曜日と時間帯で分ける
「平日は暇」という感覚だけでは、どのメニューを案内すべきか決めにくくなります。曜日、開始時間、担当者、施術に必要な時間を分けて予約表を確認します。
例えば、午前は埋まっているのに午後だけ空いている場合と、短い空きが点在して長時間メニューを受けられない場合では、取り組むことが違います。人員不足で受付を閉じている時間を、集客不足による空き枠として数えないことも大切です。
| 確認する状態 | 考えたいこと |
|---|---|
| 午後のまとまった時間が空く | その時間に通える人への案内と対象メニュー |
| 短い空きが点在する | 予約枠の設定と受けられる施術の整理 |
| 特定のスタッフだけ空く | 対応施術と担当者の紹介 |
| 当日キャンセルで急に空く | 空き情報を知らせる手段と受付期限 |
直近だけでなく、通常の月も確認します。連休や学校行事などの影響がある週は、その条件も記録しましょう。
平日に来られる人に、利用しやすさを伝える
平日休みの人、勤務時間を調整できる人、予定の合間に来店したい人では、利用しやすい時間が違います。年齢や職業だけで決めつけず、実際に平日に通っているお客様の希望を参考にします。
伝える内容も「平日はお得」だけではありません。予定の前に利用したい人には、施術時間の目安と開始時間の選び方。静かな時間を希望する人には、実際の混雑状況に合う案内を考えます。
「必ず待たずに受けられる」など、営業状況で変わることを一律に約束しないようにしてください。予約時に確認できる条件を具体的に示します。
予約できる枠と、案内するメニューを合わせる
施術時間が長いメニューばかり宣伝しても、実際の空き枠に入らなければ予約になりません。余裕を含めた施術時間を確認し、受け付けられる枠に合った案内をします。
予約画面の設定で、実際には対応できる日時が選べなくなっている場合もあります。営業日、スタッフのシフト、メニューごとの所要時間、受付締切を確認しましょう。
空きを埋めるために工程を無理に短縮するのではなく、提供できる時間を正しく表示することから始めます。画面上の問題はホームページ・予約導線の見直しも参考になります。
空き情報の案内は、誰に届けたいかで分ける
既存のお客様には、予定を変えやすい情報を
次回来店の相談時に、平日も来られるか伺う方法があります。連絡を希望しているお客様へ案内する場合は、日時、担当者、受けられるメニュー、予約先を一度に確認できるようにします。
「明日空いています」だけでは、予定が合うか分かりません。必要な時間や選べるメニューを添え、予約が埋まったら案内を更新します。
新しいお客様には、来店する理由も一緒に
お店をまだ知らない人に、空き枠だけを知らせても判断材料が足りません。得意な施術、メニュー・料金、アクセスが分かるページへ案内します。
Instagramから知らせるなら、写真を見た人が該当メニューを選べるようにします。詳しくはInstagramを予約につなげる見直し方で説明しています。
「平日空いています」を、選べる案内に変える
空き状況を知らせる文章も、具体的にすると予定を考えやすくなります。以下は、実際の空き枠ではなく、書き方の例です。
情報が少ない例
「平日まだ空きがあります。ご予約お待ちしています。」
日時とメニューを伝える例
「木曜日の14時から、カットのご予約を受け付けています。担当は○○です。メニューと料金は予約ページでご確認いただけます。空き状況は変わるため、予約画面でご希望日時をお選びください。」
初めて見る人へ出す場合は、お店の場所と施術例も案内します。すでに通っている人への連絡なら、どの時間に、何を受けられるかを先に伝えます。相手が知っている情報の違いで書き分けましょう。
来月の平日予約を増やすなら、当日の告知だけに頼らない
当日キャンセルの案内は、すぐに予定を調整できる人向けです。新しいお客様が事前に予定を立てて来店するための案内も用意したいところです。
例えば、ホームページの施術ページで、メニューの所要時間と予約方法を分かるようにします。Instagramでも、施術写真だけでなく、初めての人が予約する手順を紹介します。これなら、空き情報を出した日にだけ予約を待つ形から、前もって検討してもらう形を作れます。
平日のどの時間を勧めるかは、お客様の生活を決めつけずに考えます。「子育て中なら昼に来られるはず」と想像するのではなく、実際に利用している人がどんな予定に合わせているかを参考にしましょう。
最初は一つの曜日とメニューで試す
全部の平日を一度に変えると、案内も予約管理も複雑になります。まず、余裕のある曜日と、受け付けられるメニューを一つ選びます。
担当者の勤務と予約画面を確認し、案内を作り、予約が入ったら空き情報を更新する担当を決めます。開始前の同じ曜日と比べ、新規のお客様が来たのか、いつものお客様の予定が移ったのかを記録します。
思ったように入らなかった場合も、すぐに大きく値引きするのではなく、案内が見られたか、日時を選べたかを確かめます。告知が届いていないのか、条件が合わないのかでは、次に変えることが違います。
平日予約の増加と、お店全体の増加を分けて見る
土日に来ていたお客様が平日に移るだけでも、混雑を分散できる場合があります。ただし、それを新規客の増加として数えないことが大切です。
平日の予約数に加えて、週全体の実来店数、初めて来る人の数、土日に新たに受けられた予約を確認します。平日に移った分、土日の空きが埋まっているかまで見ると、施策の働きを判断しやすくなります。
割引を試す場合も、予約が増えたかだけでなく、必要な時間と費用に見合って続けられるかを振り返ってください。
空き枠の案内と、新規集客の改善をつなげる
当日の空きを知らせる取り組みと、継続的に新しいお客様に知ってもらう取り組みは、時間のかかり方が違います。まず使える予約枠を整理し、そのうえで地域や施術を探す人向けのページを育てましょう。
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